ケ・セラ・セラ

W不倫 7年目。つぶやき 備忘録

その日が来るまで

まだ子供たちが幼い頃


数十年前は

ドウキョニンと子供たちと買い物へ行く事もあり、

私は車の免許を持ってないので、

ドウキョニンが休みの日に、少し離れたスーパーやショッピングモールへ行って、買い物をするのは楽しみでもあった。


行くのはいいのだけど、

ゆっくりできない。

ドウキョニンは、自分の買いたいものが済めば、

サッサと駐車場へ戻ります。

買った荷物はもちろん持ちません。

私と子供たちが、遅いとキレます。

どんなに重たくても、手伝うことはありません。


私の中で、それが当たり前になってしまった。




エス太郎とコンビニで買い物をする時も、

私が持たなきゃって思ってしまう💦

コンビニコーヒーを買うこともあるんだけど、

私がやらなきゃって思ってしまう💦

私が持とうとしても、エス太郎は、私の様子をちゃんと見て、私に任せる時もあれば、

サッと自分で持ってくれる。



そればかりじゃない

食事をシェアする時

お部屋でコーヒーいれる時

とにかくエス太郎は、率先してやる。

もちろん、お手伝いすることも。



はじめの頃、慣れなくて、

やってもらうことに、慣れなくて、

申し訳なく思ってしまう。


私はとても不器用。

手先が不器用だし

ドン臭く、コンビニコーヒーも

やった事がなくて、、


そんな私をドウキョニンだったら、

イライラして不機嫌になる。


はじめの頃

エス太郎の前で、カッコつけた。

失敗しないように。

余計なことはしないように。

化けの皮を剥がさないように。


そんなものはすぐ剥がされた。


粗粗をした時、ものすごく焦る……

慌てる……落ち込む……

エス太郎は、私のドン臭く、不器用なとこを、

ホントに嫌味なく、笑ってくれて、

ホントに優しくしてくれる。


いいんだ。

無理しなくていいんだ。

お料理のシェアも、

両手いっぱいに、荷物を持たなくても。

いいんだね……


エス太郎という人間性は、特別でもなく、普通なんだと思う。そんな人は山のようにいるんだろう。

だけど、スマートな優しさと、

私を思ってくれる人に出逢えたことは、

やっぱり大切にしたい。

私の心を豊かにしてくれたエス太郎は、

手離したくない。

辛いが勝ちそうになるけど、

手離したくない。


いつかくる

手放さないといけない日がくる

その日まで。