優しい嘘②
その日、私は仕事終わりにそのまま実家へ泊まりに行く予定にしていた。
エス太郎から、
遅くなっても良ければ……大丈夫の返信。
娘たちには実家へ行くと伝えてある
実家の母には、今夜はやめて、翌朝行くと連絡した。
エス太郎との話が長引けば、ネカフェで過ごすつもりでいた。
約束の時間まで、話すことを何度もシュミレーション。けど、ちゃんと話せない自身満々な私(^_^;)そうだ!メール。メールを読んでもらおう!
前日に考えたメールをちょいなおして…。
待ち合わせまでの道中、
色々考えた。
私はどうしたいのか。
私が知ってるエス太郎は、
そんな事をするだろうか?
メールのやり取りぐらいは、あるかもしれない。私との関係が安定してて、ワクワクする、
新鮮なものを求めたのか?
とか、グルグル、グルグルして、
もし、黒だったら、、事実を知りたいのか?
とにかく
エス太郎がサイトにいる事を、
私は知っているぞ!
そして、朝からログインしてたよね!
ということは伝えたい。
もし、黒だとしても、
ごめんなさい。黒です!
とは、言って欲しくない。
エス太郎の性格上、言いそうだから💦
会って話したいと思ったのは、
安心する言葉が欲しかったから。
本当の事より、安心したかった。
知らなければいいかな。
納得できる言い訳をしてくれたらいい。
予定の時間より早く切り上げて来てくれた。
車の中で、話を切り出せないでいた。
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